広島市(自治体)の不用品排出ルール

広島県の中心地・広島市は、大学や専門学校などへの進学、就職、転勤などで、毎年、多くの方が転入・転出されます。
広島市の不用品排出ルールは独自なものもあり、市役所には多くの質問が寄せられているようです。今回はそのポイントを紹介します。

広島市(自治体)に不用品の処分を依頼する

広島市では、大型ごみは戸別収集とごみ処理施設への直接搬入の形で収集されています。戸別収集を希望する場合は、「大型ごみ受付センター」に電話やインターネット、ウェブチャットで、収集希望日の3営業日前までに申し込みます。
広島市では、紙類、金属類、布類などの資源ごみは、家庭からご自分で安佐南工場大型ごみ破砕処理施設に搬入する場合、処分料金が無料です。
また、広島市では、小型家電リサイクルの設置施設も利用できます。設置施設は、安佐北区役所、安芸区役所、佐伯区役所、ゆめタウン広島などです。不用になった小型電気製品は、資源として回収することで、有用な金属やプラスチックなどを新たな資源としてリサイクルすることができます。

 

広島市で、家庭ごみのうち「大型ごみ」になるのは?

広島市の大型ごみの対象基準は、以下のとおりです。
最長の辺の長さ、または最大径が30cm以上のもの
・棒状のもの、または容易に曲げることができる板状のもので、最長の辺の長さが1m以上のもの
家電リサイクル法対象機器(エアコン、テレビ、冷蔵庫・冷凍庫、洗濯機・衣類乾燥機)は、大きさにかかわらず大型ごみです。
・アイロン、電卓、ドライヤーなど、長さや最大径が対象基準に満たない小型の電気製品は「不燃ごみ」です。分別して、「不燃ごみ」の日に出してください。

 

広島市の大型ごみ収集方法

広島市は、大型ごみを戸別収集と自己搬入(持ち込み)の形式で収集しています。
戸別収集を希望する場合は、「大型ごみ受付センター」に電話、インターネット、ウェブチャットにて、収集希望日の3営業日前までに申し込みます。 住所、氏名、品目、収集日などを聞かれるので指示に従ってください。
収集日や手数料などの詳細が確定したら、スーパーマーケットやコンビニなどの取扱店にて手数料分の「大型ごみ処理手数料納付券」を購入して「大型ごみ」に貼って排出してください。自己搬入(持ち込み)の場合、家庭からご自分で安佐南工場大型ごみ破砕処理施設まで搬入することになりますが、処分料金は無料です。

広島市の不用品排出ルール

品目 広島市での分類 説明
毛布、布団、じゅうたん 大型ごみ 「大型ごみ」として排出してください。排出する際は、ひもで縛ってまとめるか、丈夫な袋に入れてください。
広島市では、毛布、布団、じゅうたんなどの「大型ごみ」を家庭からご自分で安佐南工場大型ごみ破砕処理施設に搬入する場合、事前予約や処分手数料は不要です。
掃除機、電子レンジ、炊飯器 大型ごみ 広島市では、掃除機、電子レンジ、炊飯器は「大型ごみ」です。
小型の電気製品 (アイロン、電卓、ドライヤーなど) 不燃ごみ アイロン、電卓、ドライヤーなど、長さや最大径が大型ごみの対象基準に満たない小型の電気製品は「不燃ごみ」です。分別して「不燃ごみ」の日に出してください。
モバイルバッテリー、乾電池 有害ごみ ほとんどのモバイルバッテリーは、リチウムイオン電池を採用しています。 リチウムイオン電池は乾電池などと同じく「有害ごみ」の扱いとなります。 捨てる際には「資源ごみ」の袋と分け、白色の指定袋に直接入れて出してください。
包丁などの刃物、割れたガラスなど 資源ごみ 包丁や割れたガラスなどは、厚紙や新聞紙で(刃物の場合は刃の部分を)しっかり包み、包んだ紙に「危険」と書いてから収集場所に出してください。広島市は、包丁などの刃物を「資源ごみ」に指定しています。「資源ごみ」の収集日は各地域に月2回設定されているので、この日に処分することが可能です。
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